被害にあって間もない方へ
被害にあって、警察に行くか、病院に行くかなどは
被害者自身が自分の状況から選択することですが、
最善の選択をするために、情報を知っておくことはとても重要です。
以下の内容をよく読んでください。
グループ「野の花」は、被害者の身の安全を第一に願っています。
=通報について=
まだ身に危険がおよぶ可能性のある方は、
すぐに最寄りの警察の性犯罪相談ダイヤルに電話してください
各警察の電話番号一覧
電話に出た相談員がきちんと話を聞いてくれない場合には、
他の都道府県の窓口に電話をして、相談してみることも可能です。
(捜査や保護は、お住まいの場所の管轄の警察へ)
また、犯人の逮捕は、「届出が早ければ早いほど有利」です。
被害直後である場合には、とても辛いと思いますが、
できれば
・体を洗わず
・被害時のままの服装で、もしくはその服や下着を捨てずに保管して
・被害現場に手を触れず
すみやかに通報をしてください。
これらは犯人逮捕の重要な証拠になるからです。
犯人からのメールや電話の履歴や、犯人が触れたものがあれば
それらも消去したり捨てたりせずにとっておいてください。
また、犯人から事件後に脅迫の電話などがあった場合は録音してください。
今は警察に行くことが考えられなくても、
あとになって犯人を捕まえてもらいたくなったときのために
証拠の保管をしておくことを強くおすすめします。
時間が経って通報はしないと決心がついたときに
証拠になるものは破棄できますので、焦らないでください。
=病院の受診について=
被害によって体に怪我を負っているときには
病院で医師に事情を話し、その部位の写真を取ってもらうなどしてください。
これらも重要な証拠になります。
被害により妊娠の危険が考えられる女性は
モーニングアフターピル(緊急避妊薬)を利用してください。
被害から72時間(3日)以内であれば妊娠を食い止めることができます。
東京強姦救援センターのサイト内詳細情報へのリンク
こちらの電話相談でも緊急避妊薬を処方してくれる病院を
紹介してもらうことができます。
※思春期保健相談員が対応します。性犯罪被害専門の相談先ではありません
日本家族計画協会クリニック FP電話相談
また、HIVなどの性病感染の検査も必ず受診してください。
性病検査は婦人科の病院で、HIV検査は保健所で受けることも可能です。
匿名での受診も可能です。
性被害にあったことを話さなくても良いので、
一日も早く病院を受診することを強くおすすめします。
=被害者のそばにいるあなたへ=
被害者はとても混乱し、怯えてしまっています。
自分自身を責めてしまっているかもしれません。
決して怒ったり、叱ったり、責めたりはしないでください。
被害にあったことを疑うような質問や
「早く忘れなさい」「気にするな」等の言葉も絶対に禁句です。
被害者の怯えや悲しみ、混乱、怒りをできるだけ受け止めてあげてください。
また、さらなる危険が迫っているときを除いて
被害者の了解を得ずに勝手に通報したり、通報を強いたりしないでください。
捜査による被害者への負担は、一般に思われているよりも非常に重いからです。
今、周囲にいる人ができるのは、いざというときのためにできるかぎり証拠を確保しておくことと、
被害者本人が安心して相談できる専門的な場所を探しておくことです。
また、病院への受診だけは、根気良く励まして早いうちに受けさせるてください。
被害によって妊娠したり、病気に感染するケースが多く報告されています。
そばにいるあなた自身も混乱していることと思いますが、
最初のサポートが今後を大きく左右するので、落ち着いて対応してほしいと願います。