機能訓練プログラム
今日の画像は、個別プログラムの体操後、軽いストレッチをしているところです。
通所は来て帰るまで、どんな些細なことも全て機能訓練です。食事や移動動作、車の乗り降り、立ち座りやベッドでの寝返り、会話、落としたハンカチを拾う、ご飯の前にトイレにいっておこうかな?と考えること、などなど。
食事の準備やおやつを作る、洗濯物を干したり、今日は乾くかしら?と天気を見ること、など家事動作も大切な機能訓練です。
もちろん、歩行訓練や体操といった運動系プログラムも利用者さんの状態にあわせて行います。
そして、全ての機能訓練には目標があり、在宅生活に生かすことの出来る機能訓練を行う必要があります。体調によって、なかなか気が進まないとおっしゃる利用者さんもいらっしゃいますが、楽しく興味の持てることと組み合わせることで、継続できるようにお手伝いしています。
そんな、通所介護の目的は、以下の基準に謳われています。
厚生省令第37号「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」より
第92条 指定居宅サービスに該当する通所介護(以下「指定通所介護」という。)の事業は、要介護状態等となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない。