誰かのため

若菜です*
先日、ある利用者さんがバスマットを縫ってくれました。
裁縫はいつもの光景ですが、ちょっと違うのは、見知らぬ「誰か」のために何かをするところ。
障がいのある若い利用者さんが、今、一生懸命「お引越しの準備」の準備をしています。
お金も限られているので、あるものは有効活用しようと、古いタオルをバスマットに縫っていただきました。
引っ越しの準備の準備中の方にとっては、物を大切に使うことが実感できる、良い機会になります。
一方で、お年を召して今までのように役割を果たすことが出来ない、と感じていらっしゃる方の、「お役にたちたい」という気持ちが、少し叶う機会になりました。
縫ってくださった方と、実際使う方は、全く面識はありません。この先もずっとずっとないかも。
でも、同じ地域で生きている、そんなお仲間です。

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