フェアトレード?ちょっと気恥ずかしい?

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雑ネタ担当の渋谷路世です。今日はまじめ路線。
悲劇に悲劇が重なった東ティモールから野の花にコーヒーが届きました。早速、コーヒー好きの事務局スタッフが飲みました。いい具合の酸味とほのかな甘い柑橘系の香り、コナコーヒーに負けないおいしさでした。

ティモールエルメラ県レテフォホ郡で栽培、摘み取り、選別がおこなわれ、ピースウィンズジャパンが販売担当するこのコーヒーはほかのフェアトレードとちょっと違う市民の国際支援です。

農業=共同体志向、と私たちは簡単にイメージするけど、02年の独立以前には、相争う独立派とインドネシア併合派が同じ村に住んでいたため、村人は常に密告や裏切りの恐怖に脅え 、親族を超えた助け合いはなかったといわれています。それが、コーヒー生産によって、その思想と経歴にかかわりなく、共同作業を行うことを通して、彼らはお互いの絆を強め、家族間を越えた新しい一歩を踏み出したそうです。
ちょっといいお話でしょ。野の花に東ティモールコーヒー飲みに来てくださいね。

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